ブランドせどりを始めてみたいけど、どんなブランドを仕入れればいいか全然わからない…
ブランドせどりは個人の副業でも大きく稼げるチャンスのある、魅力的なビジネスです。
しかしブランド品にそこまで詳しくない方も多いのではないでしょうか。
ブランド品に興味がないと、そもそもどんなブランドが人気なのかわからず、仕入れの際に迷ってしまいますよね。
私もブランド品には全く興味がない状態から始めたので、最初は何を仕入れて良いか検討もつかず苦労しました。
そんな自分自身の経験から、ブランドせどりを始められる皆さんには、仕入れの最初の段階で、
まずはブランドを絞り、人気商品にアタリをつけてリサーチができるようになって頂ければ
と思います。
仕入れの際は、まずは今回ご紹介する10個に絞ってリサーチすれば大丈夫、ということです。
世界的な主要ブランドについてポイントをギュッと絞ってお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
また最後には、私の独断と偏見ですが、この10選の中でも、
最もリサーチすべきおすすめのブランド
もご紹介しますので、ぜひご覧ください。
仕入れるべきは王道のブランド
ブランドせどりで成功するためには、まず王道ブランドを押さえることが重要です。
なぜなら、世界的な王道ブランドは、常に高い需要があり、中古市場でも安定した利益を得やすいからです。
王道ブランドは、その歴史の深さこそが価値であり、名前そのものが付加価値と言ってもいいくらい信頼度が高いです。
そのため、私たちのような中古ブランド販売をしたい個人は、そのブランド価値を借りながら、大きな売上を上げることが可能となります。
例えば自社商品のバッグを自分で作って売ろう!と思っても、信頼が薄く、いきなりたくさん売ることは相当難しいはずです。
ブランドを1から作るというのはそれだけ大変なので、元からある有名ブランドのブランド力を借りてしまおう、というわけです。
大手ブランドの歴史は深い
大手ブランドは、長い年月をかけてブランド価値を高めてきました。
例えば、エルメスは1837年にフランスで創業されました。
当時、日本では江戸時代の末期にあたり、まだ産業革命も起きていない時代でした。
エルメスは馬具製造から始まり、その卓越した職人技術と品質が評価され、次第にバッグやアクセサリーなどの高級品を手掛けるようになりました。
一方、ルイヴィトンは1854年にフランスで創業されました。
この時期、日本はまだ江戸時代から明治時代に移行する過渡期で、西洋の文化や技術が徐々に取り入れられ始めていました。
ルイヴィトンは当初、トランク製造で名を馳せ、その後、モノグラム柄のバッグが大人気となり、ブランドのシンボルとなりました。
エルメスやヴィトンは、150年以上もかけてブランド価値を作り続けてきたということですね。
このレベルまで来ると、歴史の深さそのものがブランド価値となってきます。
ブランド力を借りて売ろう!
ブランドせどりの最大のメリットは、ブランド力を借りて販売できることです。
自分に信頼が貯まっていない状態であっても、ブランドそのものが持つ信頼感が、代わりに仕事をしてくれる、ということです。
ブランド品をメルカリに出品すれば、商売に必須であるマーケティング・広告にかける手間が、非常に少なく済みます。
集客に大きな資金を投資することが難しい個人にとっては、最初から集客の課題が解決できる戦略となるわけです。
短期的にまとまったお金を稼ぐためには大きなアドバンテージとなりますね。
有名なブランドはみんな狙ってるから厳しい?
でも有名な王道ブランドが稼げると言うなら、その分競合も多いんじゃないの?
と思われる方もいると思います。
確かにそれはその通りなんですが、
王道ブランドには競合するリスクなんて軽く上回ってしまうほどの強烈なニーズがあります。
基本的には王道ブランドの中から勝負していくのが手堅く、安定して稼ぐ方法となります。
王道ブランド10選紹介
さてここからは、ブランドせどりで押さえておくべき王道ブランド10選を紹介します。
これらのブランドは、その知名度と信頼性から、中古市場でも高値で取引されやすく、需要もある程度安定しています。
ルイヴィトン
ブランド品に馴染みがなくとも、ルイヴィトンをご存じの方は多いと思います。
ルイヴィトンはフランスのブランドで、1854年に設立された、非常に歴史の深い企業です。
主要なデザインは『モノグラム』『ダミエ』『エピ』など。
バッグ・財布をはじめとして、ジュエリーからアパレルまで、多種多様な商品が売られています。
ブランドせどりをするなら、ヴィトンの商品は必ず何かしら仕入れることになると思います。
有名人だと、ヒカキンさんやローラさんが愛用者として有名ですね~
現在の中古市場では、定番のスピーディやネヴァーフルといったシリーズが高値で取引されます。
購入者の方はライトな層も割と多く、幅広い年代層からの需要があるため、中古ブランド市場においても安定した収益を見込むことができます。
特に限定品やコラボレーションアイテムは、プレミアム価格で取引されることが多いので、チェックしておくと面白いかもしれません。
具体的には、シュプリームや、ナイキのエアフォースとのコラボなどです。
ルイヴィトンの商品は市場での回転率も高く、ニーズの見極めをしっかりできればせどりに最適です。
そうした商品をつかんでしまうと、在庫が滞留してしまうので、注意しましょう。
私の場合は、バッグでも財布でも、ありがちなブラウン系のモノグラムよりも、マヒナなどのラインを狙います。
エルメス
世界中に熱狂的なファンが多いブランドが、エルメスです。
ヴィトンと同じくエルメスも、ブランドせどりをするなら、絶対に1度は仕入れるブランドかと思います。
エルメスは、フランスの老舗ブランドで、その上質な革製品と卓越した職人技で知られています。
ルイヴィトンは割と万人に愛される印象ですが、エルメスは手の届かない憧れのブランド、というイメージですかね。
超高級バッグの『ケリー』『バーキン』は聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。
これらは所有しているだけで値上がりしていくので、投資的な側面からも注目されていますね。
財布も『ドゴン』『べアンスフレ』など多くのシリーズがあります。
エルメスは、正規店に行っても、なかなか商品を紹介してもらえることが難しいです。
そのためエルメスのお店を巡ったり、エルメスオンラインというサイトをウォッチする『エルパト』という行為をしているファンもいます。
Google検索やSNSでニーズを検索してみると、そうした情報をエルメスをゲットできますので、ぜひ参考にしてみてください。
中古ブランドせどりにおいては高価格帯の商品が多いですが、
資金力が潤沢にあれば、絶対にエルメスは仕入れるべきです。
ジャンル的には、バッグでも財布でもジュエリーでも、何でもねらい目となります。
カレやツイリーなど、スカーフ類も極めれば稼ぎ頭となれるだけの力がある商材ですね。
シャネル
シャネルはフランス発のラグジュアリーブランドです。
伝説のファッションデザイナー、ココシャネルが立ちあげました。
ココシャネルは強い女性の象徴として数々の伝説を残しており、その彼女の精神性が現代を生き抜く女性にも支持されています。
またシャネルといえば黒というイメージがついています。
黒はもともと喪服などでしか使われなかったそうですが、そうした常識を壊していったのもココシャネルの功績です。
現代では、定番のバッグ『マトラッセ』をはじめとして、幅広い商品を取り扱うブランドとなります。
また、シャネルのジュエリーやアクセサリーも非常に人気が高く、中古市場でも高値で取引されることが多いです。
例えばキャリアウーマンや、キャバ嬢など、バリバリ働く女性に好まれる印象が強いですね。
ココシャネルの精神性は現代まで引き継がれ、ブランド価値を高め続けていると言えます。
具体的な商品で言うと、マトラッセは、それ1つ詳しくなって極めるだけで生計が成り立つんじゃないかというパワーがあるかと思います。
私自身マトラッセはじめ、スポーツライン、コココクーンなど、色々と販売してきましたが、シャネルは非常に底堅い需要があるのでリサーチ対象の軸にするのは全然ありだと思っています。
グッチ
グッチは、イタリアの高級ブランドで、その斬新なデザインと高品質な製品で知られています。
特にGGパターンのバッグやシューズは、世界中で高い人気を誇ります。
中古市場でもかなりの数の商品が出回っていますね。
またグッチは、ブランドのリブランディングにより、若年層にも強い支持を得ています。
個人的なイメージで言うと、派手好きな人や、ラッパーにも好まれるのかなという印象です。
ここが他のブランドとの違いですかね。
例えば、アレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブディレクターに就任してからのコレクションは、伝統と現代性を融合させた斬新なデザインが特徴で、多くのファッション愛好者に支持されています。
主なライン(シリーズ)としては、一目でグッチとわかる『GGキャンバス』や、大人の女性向けの『GGマーモント』、また赤と緑のストライプの『シェリーライン』などがあります。
プラダ
プラダは、イタリアのラグジュアリーブランドで、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。
映画『プラダを着た悪魔』はご存じの方も多いのではないでしょうか。
世界中のセレブから愛用されており、男女どちらからも人気の高いブランドとなります。
プラダは伝統と革新をコンセプトとしており、代表的なシリーズである『サフィアーノレザー』は高級革として知られています。
他にもナイロン製のバッグやシューズは、軽量で使いやすく、多くの消費者に支持されています。
ナイロンは安い素材のイメージですが、プラダはナイロンに価値をつけて売るという革命的なことをやりとげました。
また、プラダのシューズやアクセサリーも高品質でスタイリッシュなデザインが特徴です。
他の一流ブランドに負けず劣らず、豊富な商品ラインナップを誇りますよね。
リセールも良いものが大変多いため、私もよくリサーチしています。
フェンディ
フェンディは、イタリアのラグジュアリーブランドで、バゲットバッグや、ブランドのアイコンとも言えるピーカーブーバッグで有名です。
フェンディの製品は、ユニークで斬新なデザインが特徴で、多くのファッション愛好者に支持されています。
例えば、フェンディのバゲットバッグは、その名の通りフランスパンのように小脇に抱える、みたいなユニークな意味があります。
またFFロゴのズッカ柄も特徴的デザインですし、近年で言えばバッグバグズシリーズなんか凄く面白いなと思います。
私もバッグバグズは仕入れ販売したことがありますが、バッグにモンスターの顔をデザインしてしまおうという遊び心が素敵ですよね。
ちなみにこれらは、しっかり利益も取れましたのでリサーチしてみても面白いと思います。
またピーカブーのラインは総じて高額な分、安いものを見つけられれば、凄い利益が取れることもありますので、要チェックです。
セリーヌ
セリーヌはフランスのパリで生まれたラグジュアリーブランドとなります。
最初は子供靴のお店から始まったそうです。
一目見ただけでわかる代表的な柄『マカダム』をはじめ、第二のバーキンともいわれる『ラゲージ』、セリーヌのアイコンとも言える『トリオンフ』などが有名です。
元々は大人が持つ落ち着いたブランドというイメージも強かったそうですが、近年では本当に若い方に人気が高い印象です。
特に、芸能人にもファンが多いブランドですが、いささかトレンド性も強く、商品相場もエルメスなどのトップブランドに比べて動きやすいので、少し注意が必要です。
基本的にリサーチでチェックすべきは、バッグや財布で間違いないのですが、実は、スニーカーやブーツ、ローファーなど、シューズにもラインナップが多く、割と穴場だったりします。
元々が靴のお店から始まったのが関係しているのかもしれませんね。
ロエベ
ロエベはスペインが誇る、創業170年以上の歴史的ブランドです。
革の品質の高さに定評があるブランドで、落ち着いた大人の女性から高い評価を得ており、クワイエットラグジュアリー(静かなブランド)を好む層に刺さるブランドと言えます。
ブランドを代表するバッグとしては、『アマソナ』『パズル』『ハンモック』などが人気です。
中古市場では、ロエベはブランドの位置づけ的によくセリーヌと比較されますが、セリーヌ同様、エルメスなどの世界トップのブランドと比べると相場にトレンド性があり、価格の上下動に気を配って仕入れ販売を考えた方が良いです。
ロエベの革商品は、実際に仕入れて触ってみるとわかるのですが、その革の上質さはなかなか感動するレベルで、個人的には好きなブランドです。
ディオール
ディオールは、フランスの高級ブランドで、そのエレガントなデザインと高品質な製品で知られています。
特にサドルバッグやレディディオールのアイテムが有名です。
レディディオールは故ダイアナ妃が使用していたことから、世界中で憧れとなったバッグですね。
誰がブランドを着用しているか、というのがいかに大事かわかります。
しかし余談ですが、近年ではレディディオールは「パパ活バッグ」という呼び名もついてしまい「若いのに着用していると、パパ活女子なのかな?と思われそうで嫌だ」なんて意見もSNSで見るようになりました。
ディオールはバッグ以外にも、財布やあらゆる小物、そして香水やコスメも非常に強いので、リサーチ対象にすることが可能です。
ジャンルを広げて幅広い仕入れをしたい方にとっては、取り組みがいのあるブランドとなります。
ティファニー
ティファニーは、アメリカを代表するジュエリーブランドで、そのアイコニックなブルーボックスは多くの人々に愛されています。
特にアクセサリーや婚約指輪は、中古市場でも高値で取引されることが多いです。
例えばバブル期に大人気となったオープンハートネックレスが有名でしょうか。
ティファニーは世界5大ジュエラーの1つであり、ダイヤモンドの質も良く、高いクラリティ(ダイヤモンドのランク)のものは高額で販売可能です。
また宝飾品だけではなく、時計、食器、文房具など幅広いジャンルを仕入れ対象とすることが可能です。
とはいえ徐々に勉強することで、大きな利益を稼ぐことは可能なので、長期戦でコツコツ学びたい方には、ティファニーも十分おすすめできるブランドです。
初心者が1番稼げる王道ブランドはコレ!
ここまでブランド10選を紹介してきましたが、
最後に私の独断と偏見で1番稼げるブランドを紹介します。
結論:初心者が一番稼げるブランドは、エルメスです。
なぜならエルメスは現在のレディースハイブランドの中では、最もブランド力があるからです。
ブランドせどり初心者の場合、自分自身に信頼が無い状態からスタートすることとなります。
要はメルカリに出品しても「コイツの出してるブランド、本物なのかなあ?」とものすごく疑われる、ということです。
そんな不利な条件の中で戦うとしたら、やはり最強のブランド力を持つエルメスの集客力に賭けるべきだと思います。
特にエルメスのファンは本当に熱心な方が多いため、お客さんのほうが目が肥えているパターンもあります。
そうしたお客さんは商品を正しく見定めることができますので、初心者アカウントで信頼が少ない状態であっても、しっかり目利きして買ってもらえたりもします。
そこを足がかりにして販売を繰り返し、信頼を貯め、様々なブランドにリサーチを広げ、多種ブランドの仕入れにつなげるルートを選ぶことをおすすめします。
なお具体的にエルメスでリサーチすべきおすすめの商品は、財布やスカーフです。
最初は大きな資金を使うバッグよりも、なるべく低価格からスタートしたいはずですからね。
財布はドゴンかべアンスフレ。
スカーフは、カレやツイリーを検索してみると良いですよ。
スモールスタートをしたい方は、まずはエルメスの商品を10品仕入れることを目標に初めてみてはいかがでしょうか?
なお、エルメス5つの基礎知識というYouTube動画も撮ってありますので、こちらもご参考にして頂ければ幸いです。
代表的な商品や、革や金具の種類、刻印の意味など解説しております。
まとめ
ブランドせどりで成功するためには、王道ブランドを狙うことが一番の近道です。
今回紹介した10のブランドは、いずれも高い人気と信頼を持ち、中古市場でも高値で取引されています。
どれを狙っても良いのですが、私の一番のおすすめはエルメスです。
ご提案として、まずはエルメスのドゴンやべアンスフレ、またはカレ、ツイリーに絞ってリサーチしてみてはいかがでしょうか。
これらのブランドをコツコツリサーチして仕入れ、販売を継続することで、最終的には自分自身のメルカリアカウントにも信頼がついてきます。
そうすれば月利5万円、10万円といった利益を安定して得ることも現実的になってきます。
他の副業と同じく、ブランドせどりで稼ぐことは決して簡単ではありませんが、正しい知識と戦略を持って取り組むことで、大きな成果を得ることができます。
今後もブログやYouTubeで役立つ情報を発信していきますので、ぜひ参考にしてください!
ワッキーです。